出演者プロフィル



◆浅沼ナオ Nao Asanuma
1999年、所属の欲求から某演劇集団に所属する。そして現在、意識・常識・言葉・私からの脱出を求めて、もがいている途中である。その答えは自分のカラダの中にあるではと思い、可能性をさぐっている。
◆加藤英弘 Hidehiro Kato
音楽、舞踏、モダン、演劇等の写真・ビデオ撮影、映像製作。日本舞台写真家協会会員。1979年 「津軽ばさまの旅」(青森・弘前・五所川原) 1993年 「海へゆく道、北へゆく道」(北区環境アート展) 1994年 「岩名雅記・居上紗笈・ケイタケイ写真展」(シアターX) 1996年 「ダンスとイメージ展」(シアターX) 1999-2000年 CS朝日ニュースター「シュウウエムラアートスペシャル〜SCROLL〜」番組制作参加 2000年 「MMAC’95-99パフォーマンス写真展」(アートランド) 2001年 「除夜舞1987-2000写真展」(キッドアイラックアートギャラリー)
◆伊藤由紀子 Yukiko Ito
1978年、愛媛に生まれる。2002年、国立音楽大学大学院音楽学専攻音楽デザインコース修了。コンピュータ音楽創作を莱孝之氏に師事。1999年、北京で開催された国際コンピュータ音楽会議(ICMC)に入選、作品が演奏されたほか、オスカー・ワイルドの童話に基づいて作曲された「ソプラノとコンピュータのための“Rose”」が北欧各地で演奏されている。現在、東京工科大学非常勤講師。
◆岸裕子 Hiroko Kishi
1974年生まれ。園芸植物に囲まれ、草木と人をつなぐ雑貨を制作。日本的感覚と、モダニズム以降の思想・芸術・文化の行方を観察。聴くことは楽し。わからないものに惹かれる、世界肯定派ヘルニアン。
◆粉川哲夫 Tetsuo Kogawa
哲学を専攻したが、70年代のニューヨーク体験からメディア論、自由ラジオ、パフォーマンスにコミットするようになる。80年代後半、及川廣信の「ヒノエマタ」でさまざまなセンサーを用いたパフォーマンスに取り組む。以後、センシングとトランスミッションをテーマにし、使用機器をその場で自作する身体プロセスそのものをパフォーマンスとし、「メディアアート」の「分業主義」(アーティストとエンジニア)をのりこえる。95年に開設したウェブサイト「ポリモーファス・スペイス」(旧 http://anarchy.k2.tku.ac.jp、現 http://anarchy.translocal.jp ) では、ストリーミングやVRを用いたさまざまなディスタンス・パフォーマンスを実験。92年のザ・バンフ・センター・オブ・ジ・アーツを皮切りに、94年(カナダ・ツアー)、96年(サンダーランド)、98年(ブリュッセル)、99年(アムステルダム)、99〜2001年(ヴァイマル)、02年(ニューヨーク、ウィーン)で電波を使用したトランスミッター・パフォーマンスを行なっている。
◆水川勝利 Katsutoshi Mizukawa
1998年 東京芸術大学美術学部デザイン科修士課程卒業。 1994年 “code”結成。「ブロッコリー」〈中野テルプシコール〉 1998年 “カイビャクモン”結成。「女人我こそ観世音菩薩」〈クラブ・ミルク〉 1999年 同作品〈クラブ・エイジア、新宿loft、川崎クラブ・チッタ〉 及川廣信氏に師事。 2001年 “one dotzero−サッポロムービングイメージ・フェスティバル”のオープニングパーティー〈Deluxe〉 2002年 アーツバースデー〈東京都現代美術館〉。
◆村田みほ子 Mihoko Murata
美術家。染色の技術を用いながら、作品を制作する。1986年より作家活動を開始。ギャラリーでインスタレ−ションなどを行ない、1997年から観客とのより深いコミュニケーションを求めて作品の中で踊るパフォーマンスを始めている。
◆ナガオカマキコ Makiko Nagaoka
美術モデル、劇団活動などを経て、2000年より及川廣信氏に師事。研究対象として、アルト−「器官なき身体」、クロソフスキー「シミュラークル」、ハンス・ベルメール「関節人形」、ジョルジュ・バタイユなど。
◆西原鶴真 Kakushin Nishihara
薩摩琵琶鶴田流。セックスピストルズの影響を受けて 13歳のときからバンド活動を始め、さまざまな楽器に親しむ。17歳の頃、「薩摩琵琶鶴田流」鶴田錦史宅を訪ね、師の衝撃的な音空間に魅了され、即、弟子入りする。鶴田錦史亡き後は、中村鶴城に師事。現在に至る。1997年第34回琵琶楽コンクール2位入賞。第3回全国邦楽コンクール入賞。
◆沼田真史 Mafumi Numata
ダンサー。ダンス、舞踏、コラボレーション作品に参加。クラシックバレエ・舞踏・太極拳・リトミックなどを元に現在即興で踊る。及川廣信氏師事。2001KIRYU DANCE EXHIBITION参加。
◆大串孝二 Koji Ogushi
フィンガーペイントアーティスト。パフォーマー。1979〜1997年、個展「意識の朝」「意識の昼」「意識の夜」「尻と尻の重複」「鏡の裏側と存在」「はらみと管」「詩的源」「円環と跳ね」「栗林と霧雨」。主なるパフォーマンス '82年「変容劇」 '86年「月」 '87年「火の闇」 '89年「音源考」「通過儀礼」 '91年「黒雨」 '93年「門前の間合い」 '95年「牛に至る」 '96年〜「ラスコーの洞窟」など。ヒノエマタ・パフォーマンス・フェスティバル、いわきP・F、韓日P・F、いわきアート・セレブレーション、ミクスト・メディア・アート・コミュニケーション、インテラツィオーニ・F(伊)、アヴィニョン・F(仏)、白洲アートキャンプP・F、インターナショナル・ミーティング・アーツ(ポーランド)、第3回インターナショナル・ダンスフェスティバルなど、及川廣信プロデュース・フェスに多数参加。
◆及川廣信 Hironobu Oikawa
アルトー館にてダンス・演劇・パフォーマンスのメソッドと技術を研究。これまでスコピオ・プロジェクトとして、ヒノエマタ・パフォーマンス・フェス、東京アート・セレブレーションなどのプロデュース。インターナショナル・ダンス・フェス・イン・シアターXの総合ディレクター。ヤン・ファーブル『劇的狂気の力』、“ベルリン・ダンス工場”などの招聘。今年11月より、アートムーブメントとして「桐生芸術会議」を同志と開催予定。
◆及川淳 Jyun Oikawa
1987年より絵画に取り組む。 1997年『三人展』(Galerie伝) 1999〜2000年 CS朝日ニュースター『シュウウエムラ・アートスペシャル〜SCROLL〜』に映像美術スタッフとして参加。 1999〜2000年 『シュウウエムラ・メイクアップショウ』に映像美術スタッフとして参加。
◆小野のん子 Nonko Ono
1980年よりマイム活動。1995年よりパフォーマンスアートに転身。身体の変容をテーマとして、物・身体・発語で表現する。主な作品「いない いない婆」シリーズ。
◆《式》Shiki(阪本剛二郎 Gojiro Sakamoto 橋本善史 Yoshifumi Hashimoto)
2001年結成。
◆タテモト カズヨシ Kazuyoshi Tatemoto
1977年モロッコ生まれ、世界各地のアルコール文化を学びながら、太鼓も上手に叩 く。2002年7月15日〜20日「ギャー(ギャラリー+バー)」主催(銀座ペッ パーズギャラリー)。現在東京芸術大学在学中。
◆塚田次実 Tsugumi Tsukada
ブロジェクトシアターについて学び、もの、人形、明かり、音などを使った舞台を研究中。
◆山田浩子 Hiroko Yamada
演劇から始め、さまざまな身体運動を学ぶ。1997年 及川廣信氏に師事。2000年 シアターXダンスフェスティバル2000にソロ参加。
◆山口武志 Takeshi Yamaguchi
インド哲学を学んだ後、70年代からヨーガの研究を始める。80年代より、独自の武道を考案し、イギリス・アメリカなどでワークショップを行なう。90年代より、音と身体の可能性を求め、太鼓・サックスなど演奏しながら、響きを取り入れた表現を行なっている。
◆山下浩人 Hiroto Yamashita
1999年より、及川廣信氏に師事。アルト−館にて身体論を研究。坐禅・太極拳に て自然を学ぶ。東経大にて舞台実践実験中。
◆吉村弘 Hiroshi Yoshimura
1980年代より環境音楽を制作。釧路市立博物館、横浜美術館広場のサウンド・デザイン、横浜国際総合競技場の外周部の音環境デザイン、神戸市営地下鉄「海岸線」のサイン音等。パフォーマンスとして檜枝岐や会津アートカレッジ、フランスVIA、アビニョン・フェスティバル、イタリアInter Azioneに参加。